シンガポール/マリーナベイ・サンズのカジノはまさに異世界だった!

今まで1年以上の長期で住んだことのある国はシンガポールとニュージーランドですが、どちらにもカジノはあります。
ほかに行ったことのあるカジノはラスベガスとマカオですが、最もVIP感の強かったのはやはりシンガポールかもしれません。

マリーナベイ・サンズは現地人だけ入場料が発生

現地のひとはカジノに入るために入場料として1回につき6000円ほど払わないといけないため、なかにいるのはほとんどが旅行者か現地に住んでいる外国人です。
シンガポールの永住権を取るとこの入場料が発生するため、旅行客が来た時に一緒に入って案内するのが躊躇われるのが悩みどころです。

そうでなければパスポート等のIDを見せれば入れますが、だいたい行列ができていて5分ほど並びます。
ですが、入ってしまうとそれほど混んでいないし、ペットボトルの水をはじめ、炭酸水やミロやコーヒー、ミルクティーが飲み放題で、クーラーも快適で居心地はとてもよく、タバコの煙臭いなんてこともありません。

私は誰かと一緒に行った時しかお金を掛けることはありませんでしたが、だいたいバカラかスロットをやっていました。
たぶんバカラが1番人気で、オンラインバカラもあったので気構えする必要もなく気楽に遊べます。

カジノ常連のVIPは特別待遇がスゴイ

お世話になった方で、マリーナベイのカジノの常連でバカラの大会で優勝した日本人の方がいましたが、タクシーの代わりに電話さえすればどこにいても迎えが来てカジノまで連れて行ってくれます。カジノのなかには高級レストランが多く、そこで食事をするのは一種のステータスでもありました。

その方は優勝したことで1千万の賞金を得ていましたが、実際はその3倍以上負けているそうです。もっとすごいVIPは空港に専用のゲートがあり、送り迎えはもちろんホテルの宿泊も飛行機代もタダだと言っていたと思います。
のちにカジノにはまったことで会社の倒産危機がニュースになっていた方お2人はその待遇だったので、はまってしまう理由もわかる気がします。

私が知っている頃の日本人VIP対応スタッフは割と有名な元モデルの子らしく、ブログも書いていたしよくVIPと食事しているのを見かけました。
有名人がシンガポールに来る時もだいたいこのカジノに来るので、よく見かけました。(もうひとつセントーサ島にカジノはありますが、中国色がより強く観光向きではないのかもしれません。)与沢翼もシンガポールに住んでいた時は常連だったようですが、勝ち越していると豪語しているのは与沢翼しか聞いたことがありません。

マリーナベイサンズは震度3で崩れるという話は現地に住んでいる日本人の間ではよく話されることで、でも建設以降カジノによって3ヵ月で収益が成り立ったと聞いたことがあります。
マリーナベイサンズの地下で一時1番高いと言われたパンジアというクラブもシャンパンの消費量が世界一だと言われていました。

と、前置きはおいておいて、マリーナベイ・サンズの体験談が届きましたのでご紹介します。

マリーナベイ・サンズ体験者の談話

初めて訪れた海外のカジノが、このシンガポールのマリーナベイ・サンズです。
まるで危なげな洋画の世界にでも紛れ込んだかのような、本当に煌びやかで金の匂いがする、大人の世界といった空間です。

広さも高さも圧倒されるようなカジノ空間に、たくさんの遊戯台が整然と並んでいます。
どの遊戯台にも、単なる観光客ではなさそうな、場慣れした雰囲気の多種多様な国籍の客が座っており、それだけで独特の空気感があります。

会場にはマシンガンのような大きな銃火器を持ったガードマンがそこかしこにいますし、もし仮に胸ポケットに手を入れて叫びでもしようものなら、その場で射殺されてしまいそうな緊張感と怖さがありました。

 

慣れない海外ですし、カジノ自体の経験もなかったものですから、暫くは遠巻きに遊戯台を眺めるばかりで、何も出来ないでいました。
しかしながら、せっかくここまで来て何もしないのも勿体無いと考え、ぎりぎりルールのわかるポーカーの遊戯台に座りました。
なけなしのお金をベットして、他の客に混じって参戦。私がとにかく緊張していたせいもあるかもしれませんが、ほとんど訳もわからないまま、一瞬でコトが終わっていました。呆気にとられて、ポカンとしてしまったことを覚えています。

観察してわかるカジノの実態

それより後は、とにかくその場の様子を観察することだけに終始していました。感じたこととしては、やはりこれだけのカジノですから、ディーラー達は皆凄腕です。
飄々とした感じの、感情があるのかないのかわからないようなクールなディーラーが多かったような印象ですが、恐ろしく速い手捌きのなかで、確実に客達の動きを把握して読み切っているのが、素人目にもなんとなくわかりました。
こんなディーラー相手に勝てるわけがない、勝てるとしたら、それなりに金を持っていそうな雰囲気を見せれば、どっぷりハマらせるために一回ぐらいは勝たせてくれるのかもしれない、といったようなことを感じました。

情けない話ですが、私は最後の方は、一緒に行った仲間と共に、ずっとドリンクバーの近くにいました。日本のカラオケボックスにもあるような、コーラやジュースの出る普通のドリンクバーです。
あまりにも場違いすぎるが故に不安で心細くなり、見覚えのあるドリンクバーから、離れられなくなってしまったのです。
おそらく平凡な日本人なら、皆そんなふうになってしまうのではないかなと思います。それぐらいの圧倒的な雰囲気が、あの場所にはありました。

こんな姿を見ていたら、その場にいられなくなった件

最終的に、私達がカジノを去ることを決めたのは、白人の御老人が一度のプレイに1000万ドルを賭けているのを見た時でした。
たった数分で終わるプレイに、10億円を放り込んだのです。
流石に見物人が集まってきましたが、その御老人はなんのことはない様子で淡々としながら、見事に勝って、とんでもない大金をかっさらっていきました。
それを見た時、ああ、千円ぽっきりを握りしめて遊びに来たのは間違いだった。ここは自分のような平凡な人間にとっては、見て楽しむための観光スポット。
ここで遊べるような人間になるには、何倍も何十倍も力をつけなければならないのだな、ということを理解したのでした。

経験として訪れたことは良かったことだと思っています。しかしながら、まだまだその日の生活にも苦心しているような生活ですので、当分あのカジノを訪れる予定はなさそうです。